あすかです。

突然ですが、ここで質問です。
あなたは最近、気持ちいいと感じたことはありますか?

目が疲れたときに瞼を閉じたり、アロマを焚いてリラックスしたり、体を緩めてみたり、複式呼吸をしてみたり、等々……
自分からその気持ちよさを、つかもうとしたことはありますか?

今回紹介する、「改訂 精神科養生のコツ」という本は、そんな「気持ちいい」という感じをつかんで、それを羅針盤に物事を決めていく、養生のコツが書かれています。

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「改訂 精神科養生のコツ」の感想


この本を書かれた神田橋條治先生は、九州大学医学部精神神経科で、精神分析療法を専攻した後、鹿児島市の伊敷病院で医師をしています。

先生は治療について、長年の経験から次のように思うようになりました。

患者自身の養生がまず基本にあり、専門家の治療はそれに協力するかたちになるのが正しい

そして、患者さんの自助活動について、患者さんといっしょになって手さぐりで工夫をし、多くの患者さんに役立ったアイディアが溜まっていきました。

そして、それを養生のヒント集としてまとめたのが、本書になります。

「多くの患者に役立った」とは、すべての患者に役立ったわけではないという意味です。ですから、この本を読んでくださっているあなたに役立つかどうかを、ちょっと試して決めてみてください。そのために、第一章に「気持ちがいい」という確かめのセンスの持ち方・育て方を書きました。

と、神田橋先生も初版のまえがきに書かれているとおり、本に書かれたことを実践すれば、治るという趣旨ではありません。

本の内容を、ちょっと試してみて、もし「気持ちいい」という感じがつかめたのなら、その感じを元に、自分の心身にピッタリな事柄を見つけていくこと、そして、自分がどんな人なのかを分かることが大事なのだと思います。


……なんだか私、難しいことを書いていますね(^-^A;

でも、本書自体はすごくやさしい文章で書かれていて、私にとっては、この本を読むことだけで養生になりました。

そして、
この本での「養生のコツ」の基底にあるのは、「原始生命体の機能を呼び戻しましょう」との呼びかけであるとの気づきです。
(中略)
精神の病は、動物であるヒト種の病気ではない、人間の病だからです。その理由は、わたくしたちはヒトではなく、内側に文化を組み込んでいる人間というありようであり、そのありようを脱することはできないからなのです。いま必要なのは、他の生物と同じようにもっている、原始生命体の機能を呼び戻し、それと、進化が生み出した人間というありようとの和解を図ることです。

と、神田橋先生は仰います。

その内容から、オカルト的だと言う人もいるそうですが、私は本書で神田橋先生のファンになりました。

今、私たちに必要なのは、自分のなかに元々具わっている「自然治癒力」を信じて、それを活かしていくことではないでしょうか?

もし、このつたない紹介文でも、興味を持った方がいたなら、本書を手にとってみてほしいです。

最後に本書の目次を引用して、この紹介文を閉じたいと思います。
ここまでお読みくださり、どうもありがとうございます(*^0^*)

第一章 「気持ちがいい」を信じる
第二章 養生から治療まで
第三章 こころの病気ではなく、脳の病気である
第四章 自然治癒力の働きを見つける
第五章 過去をまとめ、未来を目指す
第六章 指テストと舌トントン
第七章 自分で整体
第八章 気と経路
第九章 フィードバック
第十章 代替療法・民間療法・健康法
第十一章 いろいろな症状への対処
第十二章 いろいろな「病気」について

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