あすかです。

今日のテーマは、発達障害者のネット依存対策についてです。

(ん?タイトルに妙に刺激的な言葉があると思った、そこのあなた!
あとで種明かしするので、しばしお待ちを!!)


大人の発達障害者の場合、自己肯定感が弱く、依存症になりやすいといった特徴があります。

しかも、定型発達者には理解しづらい悩みを抱えていることも多く、
「インターネットしか感情のはけ口がない!」
という当事者の方も、いるかもしれません。

これね……
本当に辛い状況だと、首を縦にしてうなづきます。

ただ、インターネット中毒になって、マイナスな感情ばかり発信してばかりいると、他ならぬ自分のためにならないんですよね。
特にアルペルガータイプの場合、自分のことばかり話していて、周りの人がドン引きしてしまうなんてこともあるかもしれません。

なので、ネット依存についてどうすればいいか、考えてみました。

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ネット依存対策に心がけたい、2つのポイント


ここで紹介したいのが、二村ヒトシさんの、『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』という本です。

二村ヒトシさん、慶應義塾大学文学部中退後に、なんとAV男優としてデビュー。
さらにはAV監督として活躍し、数々の賞を受賞するという、異色の経歴の持ち主です。

でね、この二村さん、『すべてはモテるためである』という、男性向けのモテ本も出版して、これがかなりの名著なのです。
上野千鶴子さん(社会学者)や、國分功一郎さん(哲学者)も、その内容の深さを絶賛!

そして、今回紹介する『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』は、女性向けに書かれたモテ本です。

AV監督の書いたモテ本……と聞いて、
え!?っと後ずさる人もいるかもしれませんが。

二村さんって、お仕事柄か人柄か、女性の気持ちをどうしてそこまで分かっているのかと思えるくらい熟知しているんですよね。
悩める女性に対して、心の裏まで響くような、有益なアドヴァイスをしています。

ネット依存に関しても、こんな風に。

感情が湧きあがるままにブログやミクシィやツイッターやフェイスブックで「悲しみ」や「怒り」を文章にする人もいます。
その内容に友だちのリアクションが「あったり、なかったり」で、また興奮したり落ちこんだり……。
でも、興奮したまま「インターネットで、言葉にする」のは自己肯定にとってクセモノなんです。

自己否定感やネガティブな興奮をすぐに文章にして恋の相手や友人に伝えることができる環境が増えすぎたことも、近年の「女性の自己肯定できなさ」に拍車をかけています。
インターネット上で「自分のネガティブな感情を自分のために言葉にして、書く」というのは、無意識のうちに人の目を気にすることであり、どんどんナルシシズムを強めていきます。(以下中略)

気持ちを吐き出したい、自己分析したいという目的なら、自分だけしか見ないノートに書いた方がいいでしょう。

どうですか?
思い当たるところ、ありませんか?

インターネットで感情を吐き出すことが、かえって自己肯定感を弱めて、ナルシシズムを強めていくことだと、二村さんは仰っています。
どうしても言葉にしたいのなら、誰も見ないノートに書いた方がいいのかもしれません。

じゃあ、湧きあがる感情は、どうすればいいか?

「感じきればいい」そうです。

感じてはいけない「ダメな感情」なんて、ないんです。感情に良いも悪いもありません。自分の感情を良いものか悪いものか「判断してしまう」のも、自己肯定から遠ざかります。

相手のせいにするな、自分のせいにもするな。ガマンもするな、罪悪感も持つな。では、どうすればいいのでしょうか?

苦しい感情が湧いた時は、よけいな考えをめぐらせたり、自分を責めたり相手を責めたり、卑屈になったり自己正当化したりせず、ただ自分の感情を「感じきって」みてください。
原因や、未来・過去のことを考えず、ただ怒り、ただ悲しんでみてください。

湧きあがった感情をすっかり感じきった後だと、スッキリして、頭もクリアになります。
すると「私は、こういうこと(できごとや、相手からの言葉)があると、こういうふうに(怒り、さみしさ、悲しみを)感じるんだな」と、わかります。
これが、自分では見えていなかった「自分の心の穴のかたち」を見つめることができたということです。
そこで初めて「これからどうすればよいか」を考え始めればいいのです。

これを読んで、なるほどな……って、思いました。

感情には、良いも悪いもありません。
湧きあがってくる感情も、すっかり感じきってしまったら、嵐の去った後の空のようにスッキリします。
そしたら、どういうきっかけで、怒ったり悲しんだりしていまうのかという、「自分の心の穴のかたち」が見えてくるのかもしれませんね。


まとめ


長くなったので、まとめますね。

1.気持ちを吐き出したい、自己分析したいという目的なら、インターネットに書きこむよりも、自分だけしか見ないノートに書いた方がいい。

2.感じてはいけない「ダメな感情」なんてない。感情は、ただ感じきればいい。


感情のはけ口がなく、ネット依存になりそうなときは、上の2つのことを心がけたら、楽になるかもしれません。

それから、発達障害のある人の場合は、医師やカウンセラーや、同じ当事者に悩みを打ち明けてみるのも、いいかもしれませんね。

インターネットは、沢山の人と繋がることができる、とても便利なツールです。
ツールに自分が使われてしまうのではなくて、自分で楽しく使っていきたいですね。


なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)



↑単なるモテ本に終わらず、自己受容や親子関係の問題にも迫った名著です!おすすめ!
女心を知りたい男性にも、いいかもしれません。


すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)



↑男性向けはこっち。
ただ、私は読んだことはないので、内容はよくわかりません^^;

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