昨日はストレスサインの話をしたので、今日はその続きをお話ししようと思います。
今、私にとってのストレスサインは、まさに首の痛み。
どれくらい痛いかというと、気がつけば仕事中に肩が凝って、呼吸が止まっているときがあるんです。
これには、ちょっとびっくりしました。
過集中になっているのか、緊張しているのか、息をするのを忘れているみたいです。
だから意識的に、深呼吸を心がけています。
職業訓練に通っていたとき、毎週の目標を立てる決まりになっていたのですが、
「ストレスサインに気づくようにする」
という目標を立てている人、多かったですね……
私の友達で、休み時間でも身体がガチガチになっている子がいて、
「○○ちゃん、リラックス!」
と声をかけると、あわてて脱力していました。
自閉症スペクトラム(ASD)の方のなかには、疲労や不調に気づきにくいって方は、いるのではないでしょうか?
ここでは参考までに、今、私が、心身のSOSを察知するためにチェックしているポイントを、紹介しようと思います。
(自戒も込めて^^;)
ストレスサインの3つのチェックポイント
- 鏡を見て顔と全身を確かめる(外見のチェック)
ストレスは顔に現れるものだと、つくづく思っています。
顔色が悪くなるし、表情も浮かなくなるし。
しかも、ストレスが溜まってくると、鏡を見ること自体が嫌になってくるんですよね……
(そもそも私は、鏡を見ること自体が苦手!)
でも、ボディイメージを持ちにくい人にとって、鏡はお助けアイテムになるんじゃないかと思います。
視覚処理タイプの人は、自分の身体を客観的に見ることによって、気づくこともあるかもしれません。
全身が映るようなスタンドミラーだと、姿勢のチェックもできますね。
- ストレス度合を数値化する(内面のチェック)
毎日のストレス度合を、数値に現わして、表やグラフなどに記録していくというものです。
例えば、ストレスの最大値を100として、月曜日は55、火曜日は60、水曜日は65……という風に。
その日、その日によって、
「ああ、今日のストレスは何パーセントくらいだなあ」
……と、思った通りの数字を、チェックしていきます。
ずっと記録を取り続けていくと、数値が右肩上がりになっているときは気をつけようと思えるようになったり、70や80を超えたら危ないというような、自分にとっての限界値が分かるようになるかと思います。
- 生活リズムとのズレを意識する(時間のチェック)
朝、なかなか起きれなかったり、行動がぐずついているときは、ストレスが溜まっていることが多いです。
そういった、毎日の生活リズムと、テンポがズレているときは、ストレスサインと受け止めた方がいいかもしれません。
ASD当事者のストレスチェックについて
大切なのは、
・ストレスサインに具体的に、客観的に気づくこと。
・ストレスサインに気づいても、自分を責めすぎないこと。
なのかな……と思います。
ASD当事者の場合、目に見えない微妙な疲れには気が向かないところがあると思うんですね。
なので、自分の顔色を鏡を見たり、疲れを数値化して記録を取るなど、ストレスチェックは視覚化して行うのがいいかもしれません。
私もストレスサインを味方にして、心身のバランスをとっていきたいです(^-^)v
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